シーズンオフ前にしっかりケアを
暑い季節の相棒といえば「サンダル」。
軽やかで涼しく、夏コーデの完成度を高めてくれる欠かせない存在ですが、毎日のように履いていると、いつの間にか汚れやにおいが気になってくるもの。
とくに汗や砂ぼこり、皮脂汚れが溜まりやすい夏場は、知らず知らずのうちにダメージが蓄積していることも少なくありません。
そんな時こそ、きちんとお手入れして清潔を保つことが、お気に入りの一足を長く履くコツ。
この記事では、素材別のお手入れ方法はもちろん、においや湿気対策、そしてシーズンオフの保管方法まで徹底解説します。
「履いたらケア」の習慣で、サンダルをもっと快適に楽しみましょう。
サンダルを清潔に保つ3つの基本

汗や汚れが気になる夏のサンダル。
毎日履くものだからこそ、日常的な“ちょいケア”が清潔さを保つカギになります。
以下の3ステップを習慣にすれば、サンダルを長持ちさせるだけでなく、足元の不快感もぐっと軽減できますよ。
基本1:履いたあとは乾いた布でサッと拭く
帰宅したら、まずは汗やほこりを乾いた布で拭き取りましょう。
とくに足裏が触れる中敷き部分や、アッパーの内側は汗が残りやすいポイント。
毎回このひと手間を加えるだけで、汚れの蓄積やにおいの原因を防げます。
基本2:週1でブラッシング&除菌スプレーを
日々のケアに加えて、週に一度はブラシでホコリを落とし、除菌スプレーを吹きかけておくのがおすすめです。
とくに甲のステッチ部分や靴底の溝など、汚れが溜まりやすい部分は丁寧に。
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やわらかめの毛で、砂やホコリをやさしく除去。

手にはめてサッと拭き取れるグローブ型クリーナー。使いやすさ抜群です。

基本3:靴箱にしまう前にはしっかり乾燥を
外出後すぐに靴箱にしまうのはNG。
湿気がこもってにおいやカビの原因に。
風通しの良い場所でしっかり乾かしてから収納するようにしましょう。
晴れた日には陰干しするのも効果的です。
素材別:サンダルのお手入れ方法

サンダルの素材によって、お手入れ方法は異なります。
ここでは代表的な素材ごとのケア方法をご紹介します。
1. 合皮・合成皮革
水に強くお手入れがしやすい合皮は、汚れを見つけたら早めのケアが基本。
水で濡らして絞った柔らかい布で拭き取り、汚れが落ちにくい場合は中性洗剤を薄めて使います。
シューズ用シャンプーを泡立てて洗浄するのも効果的です。
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泡立ちよく、汚れをしっかり落としてくれる優れもの。
においが気になる部分にも◎


2. スエード素材
デリケートなスエードは、水洗いNG。
専用のブラシやクリーナーでケアするのが鉄則です。
表面を軽くブラッシングして起毛を整え、汚れ部分にはスエード専用の消しゴムやクリーナーを使用しましょう。
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スエード専用の汚れ落とし。繊細な素材でも安心して使える設計です。

3. 布・キャンバス素材
キャンバス地や布製サンダルは、汚れが目立ちやすい素材。
手洗いまたは柔らかいブラシとシューズ用シャンプーでやさしく洗います。
洗ったあとは陰干しでしっかり乾燥させるのがポイント。
生乾きはにおいの元になります。
においや湿気対策も忘れずに
夏のサンダルは素足で履く機会が多く、においや湿気が気になりやすい季節。
見た目がきれいでも、雑菌が繁殖していると不快なにおいの原因になります。
そこで活用したいのが、天然成分配合の消臭スプレーや抗菌インソール。
日々のケアに取り入れれば、足元のにおいをリフレッシュしてくれます。

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帰宅後にシュッとひと吹き。爽やかな香りで気分もリセット。

抗菌・消臭機能付きで、足元の快適さをサポート。

スプレー&インソールのダブル使いで、夏の足元ケアを快適に!
シーズンオフ前に!正しい保管方法
夏が終わり、サンダルを来年までしまう前に、一番大切なのは、きちんとケアしてから保管することです。
保管前の基本ステップ
1.表面の汚れや汗をしっかり落とす
2.陰干しで十分に乾燥させる
3.シューキーパーや新聞紙を入れて型崩れ防止
4.通気性のある布袋や箱に収納し、湿気の少ない場所へ

★ワンポイントアドバイス★
除湿剤や防虫剤を一緒に入れておくと、カビや変色防止に役立ちます。
とくに天然素材やスエードのアイテムは湿気に弱いので注意を。
正しく保管すれば、来年の夏もまた気持ちよく履き始めることができます。
まとめ

サンダルは、夏の足元に欠かせないファッションアイテム。
「履いたら終わり」ではなく、日々のお手入れと保管のひと手間が、サンダルの寿命や履き心地を大きく左右します。
素材別の正しいケアを取り入れれば、汚れ・におい・型崩れを防げて、毎回気持ちよく履けるように。
そして、シーズンオフには丁寧に保管して、次の夏もフレッシュな気分で履き始めましょう。
お気に入りの一足と長く心地よく付き合うために、「見えないところも大切にする」そんな足元習慣をぜひ取り入れてみてください。